赤ちゃんが欲しかった30代始め頃・その8

投薬治療期間は1年かもう少しあったと思います。

この頃の主人との関係について少しお話すると。

世の中には全然協力的ではない男性の話も聞きますが
我が家は違って主人はとても協力的だったと思います。

子どもが欲しい気持ちは同じ。
出来ない原因はおそらく私だと分かっていながら
一度もそのことで責められたり嫌なことを言われたり
したことはありませんでした。

朝一の予約を代わりに並んで取ってくれたり。

それなりにお互い仕事を頑張って
休みの日は一緒に趣味の時間を過ごしたり
普通の生活を送っていたと思います。

何年か経った時
「あの時、どんな気持ちだった？」
って聞いたことがあります。

主人は
「つらかった」
と答えました。

私はその答えが意外で驚いた記憶があります。
普段感情の起伏があまりない
声を荒げたりもしない
ひょうひょうとした主人です。

そんな彼でもつらかったんだ。

でも
「（私）に比べたら全然だと思った」
そうで、当時はそんなこと一言も口にしませんでした。

その優しさに救われました。

不妊治療は男性・女性両方の協力がないと成り立たないんです。

実質的な大変さは女性の方が上かもしれないですが
男性も精神的、体力的にしんどいことをたくさん強いられます。

普段から夫婦で不妊治療に対する考え方を話し合える
信頼関係を築くっていうのはとても大事だと思います。

それがなければ不妊治療はおろか
その後の子育てにも響いてくると思います。

つづきます〜

ここまでお読みいただきありがとうございました。

▼▼ご予約・お問い合わせはこちらから▼▼

▼▼おひるねアート 撮影会の流れ▼▼