おひるねアート講師を目指すあなたへ・その9（想像と違ったこと）

日本おひるねアート協会では
1月・2月開催　神戸・福岡
2月・3月開催　埼玉・香川で
認定講師育成講座が行われます。
詳しい日程・会場はこちらでご確認ください。
https://www.ohiruneart.com/lecture_promotion.html#lecture_day

おひるねアート講師として働きたいと思われている方のために
おひるねアート講師として2年半活動をしている大西が
お伝えできることをすべてお伝えしています。

昨日はおひるねアート講師になってよかったことを書きました。
今日は反対に、おひるねアート講師になる前となった後で
想像と違っていたなということをお伝えします。

***

違っていたこと①

大変さが想像以上でした。
正直、おひるねアートが仕事になったら良いなとは思っていましたが
具体的な働き方にまで想像が及んでいなくて、要望があればやる。
自分の中に「おひるねアート講師」という肩書が加わればいいかな。
くらいに考えていました。

ところが育成講座を受講して、他の受講者や先輩講師たちの
本気に触れて、こんな甘い考え方では到底やってはいけない
そう気づかされました。

まずアートがない。
撮影会までになんとしてもアートを作らなければならない。
そして
講師（先生）なんて人生で一度も呼ばれたことがないのに
その自覚が全く無い。
さらに
香川で他に活動している講師がいない!!

最後が一番大変だったかもしれません。
すでにある土壌で、先輩講師たちが築いてくださった
認知度とか知名度の上で活動するのと、
まだおひるねアートを知る人がいない土地で
おひるねアートって何？っていうところから
説明していくのと。

1を2や5や10にする活動と
0を1にする活動とでは
やることが違うと思います。

正直最初の頃の私は迷走していました。
まる1日イベントに出店してお客さまが4〜5組。
なんていう時もありました。

続けるうちにだんだん浸透してきたイベントもあれば
これ以上続けてもマイナスが膨らむだけだと
苦渋の選択で切ったイベントもありました。

私の後に続いてくださる講師の方は
手前味噌ですが「おひるねアート」の認知度が
多少ある中で活動をスタートすることが出来ますので
それらの苦労はしなくて済むと思います。

みなさんには1を10にも20にも100にもする活動を
していただけたらと思っています。

最後に…

お金のこと。
よく言われることですが、初年度で黒字化を目指すのは
なかなか大変だと思います。

1年分のアートを作り溜めて、2年目以降
既存のアートで回せるようになって
ようやく利益が出始める…くらいのイメージです。

「資本がなくても始められます」
「最初から儲かります！」

もしもそんなお仕事をお探しでしたら
おひるねアート講師は辞めたほうがいいかもしれません。

おひるねアート講師はやりたいけれどお金がない
という方は、まずは季節のアート1年分にこだわらず
出来ることからはじめてみるのも良いかもしれません。

例えば同じアートでイベント出店を繰り返し資金を貯める。
企業案件のみ受けて制作費も企業様から援助していただく。
友だちや知り合いなど小さい規模のコミュニティから始める。

などなど。
おひるねアート協会はどのような働き方でも大丈夫です。

あなたらしいおひるねアート講師としての働き方を見つけて下さいね。

ここでお読みいただきありがとうございました。

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